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スペイン生ハム紀行 |
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昨年の夏休み、友人たちとスペイン旅行をしてきました。
レンターカーを借りて気ままなブラブラ旅です。目的は、食い物と飲み物、スポーツ(実はボート)の全部遊びの貧乏旅行でした。スペインはヨーロッパの中でも肉の加工品(ソーセージ、ハム)の生産量は一番です。ヨーロッパ中に輸出しています。ただ、原料の豚肉は足りないのでデンマークなどから輸入しています。
何処の町に行ってもバル(軽食、飲みや)があって生ハムがずらりと吊るしています。昼間から生ハムとビールで気持ちよくなって、あとはシェスタ(昼寝)です。昨日も行ったバルで馴染みの顔して店の親父に指を3本だすとお互い分かった顔してウインクするとビール(セルベッサ)3つでてきました。呑み助は万国共通です。カウンターで生ハムを選らんでいると酔っ払いの親父が寄ってきてこれが美味いといっているようで(スペイン語なのでようわからん)「じゃーこれをくれと」日本語で言うと爪の黒い骨付きモモ生ハムを削ってたっぷり、皿にも盛ってくれるではないか。
おおー、黒いひずめのハモンセラーだー、感激、感激。
ピレーネの何処あたりの工場だろうか、ちょっとメモしておこう。これが仕事だったら最高ですね。そう、驚いた事に高速道路のパーキングエリヤにもバルがあり、生ハムとビールとワインの世界になっていました。ビールを飲んでも2時間ほど昼寝をすれば酔いもさめるか。
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生ハムの歴史 |
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世界には生ハムロードがありました。
これは私の仮説なのですが世界地図を広げてみると面白いです。最古の生ハムは中国の金華ハムです。これがヨーロッパにシルクロードを通って持ちこまれました。そしてイタリアのパルマ、さらにスペインのハモンセラーと西に西にへと伝わっていきました。さらに西にぐるっと回って札幌のチャーリハウスにたどり着いています。いつか長期の休暇が取れたら世界一周生ハム巡礼の旅に出たいと考えています。
当店の商品を皆さんが積極的に購入されることをねがっています。
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お肉の話・パート1 |
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お肉さん〔当店ではそう呼びます〕の一番おいしいところはどこでしょうか。
じっくり味わって美味しいのはすね肉でしょうね。体の中で一番動かしているところが一番おいしいです。牛なんかでもすね肉をシチューにしたら最高です。他によく動かしているところといえばシッポ(テール)、それに舌ですね。よくシッポを振る、愛嬌のいいやつとか、お喋りなやつも美味しそうですね。腹筋運動を良くしているやつのバラ肉などはベーコンに
してもよし、角煮にしてもよしです。
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ベーコンのお話 |
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ベーコンの作り方は簡単です。
バラ肉に塩や香辛料をまぶして冷蔵庫に寝かして熟成させ、あとは乾燥、薫煙するだけです。家庭でもそこそこのものができます。プロは良いものを
変わらず毎日作れる人をいいますが、なかなかそれが難しいところです。品質に影響を及ぼす要因は沢山あります。例えば肉質、温度、湿度、風力、水温、それに二日酔いです。
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お肉の話・パート2 |
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スーパーや肉屋さんで売っている肉で、いま私たちが食べているものはすべて雌か去勢された雄です。家畜の世界では雄はほんの一握りです(1〜2%以下でしょう)。こうして繁殖ように残された雄はひたすらに励んでいます。良いか悪いか考えさせられます。
なぜこんなことするのか畜産技術的にはいろいろ説明できますが、まあ番茶もでばなのふっくらした女性、女性化した雄のほうが美味しいという事でしょう(セクハラ問題化しそうですね。一握りの雄はどうなるのかというと(繁殖用の雌も同様なのですが)お役ごめんになると当然 肉になりますが色も黒く、硬いので業務用のひき肉素材の一部になります。ソーセージなんかをつくってもなかなかの物ができます。女性化したものばかり人間が食べててだいじょうぶかなーと最近考えさせられます。
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原料のお肉 |
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豚、牛ともに十勝地方の知り合いの牧場からもらっています。よく運動をさせ、食べ物に気をつけている健康な動物たちです。愛嬌が良く、良く笑い、お喋りで、
腹筋運動も日課にしている動物たちです。
猪はカナダの知り合いの牧場から貰っています。彼は日本の猪を繁殖させて、牙の大きい雄はアメリカのハンティングワールドに売り、雌は日本にもってきて、ボタン鍋(猪料理屋)用で売っています。これを少し貰っています。猪の脂は豚肉より数段に甘く、美味しいものです。
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